2013/12/31

35~37/100

35~37/100

The Matrix/The Matrix Reloaded/The Matrix Revolutions


2013年最後はこの三部作
Blu-rayで観たのは初めて

久しぶりに観たけどいいね

そういえば、ウォシャウスキー兄弟が攻殻の実写撮る話ってどうなったんだろう?


12~26/100

12
Machine Head


13
Made In Japan


14
Random Access Memories

15
いろはにほへと/孤独のあかつき


16
Welcome Oblivion


17
How to Destroy Angels


18
UFO CLUV

19
CANDY MAN

20
MIGHTY BLOW


21
日本のジャズ-SAMURAI SPIRIT-


22
1・2・MAX

23
AUDIO, VIDEO, DISCO

24
Hesitation Marks

25
Follow the Leader

26
How Dare You



少ないなぁ…26枚。
実際には、Welcome Oblivion,How to Destroy Angels,Hesitation Marksの3つは実際にはCDでなくDLで。ハイレゾが$12で買えるなんてトレントならではだよなぁ。もっと普及してほしい。

勝手に選ぶ2013年ベスト3は、
1.Random Access Memories
2.Hesitation Marks
3.Justice
かな。
特に上2つは本当に聴きまくっていた。

2013/12/29

海月姫



東村ワールド素晴らし!

実際に尼〜ず的な人と関わることは普段ないのだけど…ほんとにこんな感じなのかな?
だとしたら面白すぎ

なにより寸劇が好き
分かるネタもわからないネタも笑っちゃう

2013/12/28

34/100

34/100

Gangster Squad / L.A.ギャングストーリー

40年代の雰囲気が良い
特に衣装がすごくかっこいい
良い意味で古い感じがなくクラシックなスタイル

とにかくスーツが良い

ARISE


攻殻機動隊ARISE (GHOST IN THE SHELL ARISE) 1,2



完全に食わず嫌いだった
キャラの雰囲気が出てるから、
声が違うとか、顔が違うのは観てるうちに全く気にならなくなる
普通に、というのと失礼だけど、ちゃんと攻殻だった
しかも、これが最初からフルHDで観られるってのがまた嬉しい

早く続きが観たい

2013/12/24

32/100

32/100

Moneyball

久しぶりに観た。
前に観たのも今くらいの時期…だったような気がする。
この映画が問いている事はすごく刺さる。

また時間を置いて観直したい。

2013/12/21

31/100

31/100

The Hangover Part II

面白かったー
私はこっちの方が好き

ところで本国でこのナンセンスさは許されるの?っと思って調べたら、
やはり批評家の評価は低いのね。。

30/100

30/100

Metallica Through the Never


観たのは少し前で、もう上映終わってるんですが、メモとして。

IMAX自体初体験だったんですが、
曲面スクリーンと3Dと相まって映像への没入感がすごい。
メタリカだから?いつも映画を観る時より音量も相当大きい。
ストーリーはよくわからなかったけど、
お金を払いたくなるコンテンツ、体験ってのはこういうのなんだ、と思った。
2200円全然高くない。
めちゃめちゃ綺麗な画質と音質で楽しめるライブ、という感じ。

上映期間ギリギリだったから一回観ただけだったけど、
もし例えば初日に観に行ってたとしたら、もう一回観に行ってたなぁ。

2013/12/20

29/100

29/100

The Hangover


ひどい!最高に酷かった!
エンドロールで一番笑った
やーやらかしてるわ

あとHeather Grahamって初めて知ったけどめちゃ美人。
43かぁ(公開時39)
全然見えない。良い、すごく良い。

2013/12/14

28/100

28/100

Catch Me If You Can

名作!
やっぱりSpielbergの作品はドラマのが好き。

2013/12/11

27/100

27/100

The Hurt Locker

Jamesはどういう人間なのか?
彼は物語の中でどう変わっていったのか?
それを背中で語る映画。

 前にもpostしたような気がするけど、検索できなかったので今日観た感想を。

検索性って自分のためにも大事だね。。

2013/12/10

26/100

26/100

American Gangster

 Denzel Washingtonが驚くほど若く見えるのは何故?

良い映画だった。
今回DVDだったから、また機会を改めてBlu-rayで観直したい

25/100

25/100

The Company Men

観ていて胸が苦しくなる映画。
アメリカのサラリーマンのリアルが描かれた…という文句を見かけたがその通りなのだろう。
そして、日本でもそう大差ないというか、本質的には一緒。
「30年勤めあげた」そのプライドは同等であってほしい。

決して失業中には観たくない。
しかし逆に、調子の良い時に観直して、自分を振り返るには良いと思う。

2013/12/05

24/100

24/100

No Country for Old Men

すごかった。
ストーリーはシンプルだけど、シガーの猟奇さ、
作品全体の緊張感、恐怖感はタダモノじゃない。

生きてる人間が一番怖い、とはよく言うがまさにそんな映画。


2013/12/02

22/100

22/100

Machine Gun Preacher

彼が正しいとは伝えていない。
疑問におもうこともあれば、それはどうだろう?という部分も多々ある。
疑問点も含めて映像化してるのは、アメリカの良いところだなと。

突拍子もないストーリーで、どうなってるんだ??と思ったけど、
ある程度、これは事実なんだと思い直すと面白い。

2013/11/08

23/100

23/100
 夢の本棚のあるインテリア



 図書館でたまたま手にとった一冊

本当に、本好き、インテリア好きにとっては夢のような空間。

2013/10/23

21/100

21/100

(500) Days of Summer

Summerの仕草の一つ一つが本当に可愛い
これはやられる
間違っても付き合ってはいけないタイプだけど、一旦好きなったらもうダメ
服装も男の人の好みを分かってる感じがこわい

 Zooey Deschanel自身、写真より映像の方が100倍キュートだし、
ああゆうタイプの人を研究すればモテるんだろうなぁ

というわけで、
モテたい女性と、悪い女にひっかかりたくない男性にオススメ


普段は恋愛ものの映画観ないけど、たまには良いな
勉強になりました

そうそう、この映画観て気付いたことが一つ
 斜め前からみたJoseph Gordon-Levittが長岡亮介@PETROLZに似てる!

20/100

20/100

Real Steel

すごくあざとい映画。
感動させる要素をこれでもかってくらい突っ込んでる。
この計算高さは嫌いじゃないです。

2013/10/22

22/100

22/100

Who's Your City?
クリエイティブ都市論

原著から考えると5年前の本であり、本書のデータはそれより以前のものである。
それを差し引いて考える必要はあるが、基本的には全面同意。
実感としてすごく納得できる内容。

以下メモ

p.10
 仕事を失うことはいつだってつらい。大切な人との破局はなおさらである。否定的なことを長々と論じるのは本意ではないが、そうした最悪の事態に見舞われた時、職業や結婚相手の選択肢の狭い場所にたまたま住んでいたとしたら、さらにひどい痛手を被ることになるだろう。


p.12
  1. 現在住んでいる場所について考えたことがあるか。そこは本当にいたいと思える場所なのか。活力が得られる場所か。毎朝、近所の道や通りに歩み出た時、体を満たすのはインスピレーションか、それともストレスか。そこは、自分が本当になりたいと思える人間でいられる場所か。個人的な目標を達成でき、親類や友人に勧められる場所か。
  2. 転居は考えたことがあるか。考えたことがあるとすれば、頭に浮かんだ上位3つの候補地はどこか。その3カ所のどこが気に入ったのか。そおから具体的に何が得られると思うか。そこに住めば、自分の人生がどう変化すると思うか。
  3. いまの居住地と希望する転居先とを、じっくり比較して考えたことがあるか。比較検討するにあたって、どれだけ多くの時間と労力を割いたか。正直な話、仕事 や職業的成功、あるいは(特に独身者の場合は)恋人とのデートに注いだ思考力やエネルギーのほうが多かったのではないか。

p.58
  • 経済規模で上位10地域の人口の合計は約4億1000万人。これは世界の全人口の6.5%であるが、それで世界全体の43%(13.4兆ドル)の経済活動を担い、イノベーションの57%を支えている。
     
こうやって数字を見ると都市の本質的な強さがよくわかる。。

p.80
 ルーカスはジェイコブスの築いた基礎に沿って研究を進めた後、才能の集積から生じる相乗効果が経済成長の「一次」決定因子であると断定した。労働力や資本、技術もたしかに重要だが、「人々が特定の場所で才能やアイデア、エネルギーを結集しなければ、意味のあるものは生まれない」と彼は説いた。

p.85
要するに人口が2倍になると、クリエイティブな生産活動および経済生産が2倍より大きくなるのである。

p.107
私が言いたいのは、私たちが本来の能力を発揮して幸福を見出すには、場所の重要性を認識し、選択肢を正しく比較検討して、必要とあれば移動する覚悟を持つべきだ、ということなのである。

p.117
 今日の社会で最も重要なのは、大勢の人々がどこに集まるかではない。「高い能力を持った人々がどこに集まるか」である。有能な人々が場所を共有すつことによるメリットは非常に大きく、高所得者の収入の上昇速度は非常に高い。

p.142
 地理的に近接していることは集積の前提条件であると共に、生産性を工場させるのに必要な人間同士の直接的コミュニケーション、情報共有、連携を促進させる要素でもある。

p.169
オズワルドは、アメリカとヨーロッパの双方において、住宅所有率の高さと失業率の高さは相関しており、労働組合の組織率や生活保護の受給率よりも、失業率と強い関連性が見られるとしている。

p.198
差別が当事者に心理的ダメージ与えるとわかっていても、人間は本能的に魅力的では人から距離を置こうとする。

本書のテーマとは直接関係ないが、妙に納得したので。

p.218
 美的感覚と開放性の評価の高い場所では、独特な現象が強力に起きている。人種的にも社会経済的にも格差の大きいニューオリンズのような都市においてさえ、社会が平等になっていくのだ。

p.228
 するとセリグマンがきわめて有益な一言を付け加えた。「天賦の才能よりも、旺盛な探究心のほうがはるかに成功に役立ったと、多くの偉人は手記で記している」

まだ何も成してはいないが、これは自信がある。勇気をもらった。

p.258
そこで現在あるいは将来の居住地について、次のような質問を基に自分にとって何が最も大切かを考えてみてほしい。

p.282-283
プレースファインダー
(最高の居住地を見つける20 のチェックポイント)


この表はコピーしてどこかに留めておこうと思う。


注:元の本文は漢数字ですが、簡単のためアラビア数字を用いて引用しています。
また、カタカナ表記のパーセントを%記号に改変し引用しています。

21/100

21/100

最近なにかと話題のインフォグラフィック

私が知ったのはWIREDの記事
インフォグラフィック作成の秘訣

この記事を読んで visual.lyにsignup&ブックマークしたものの、
自分で作成することはなく、DMとサイト上で作品を眺めてるだった。

そして少し前に、はてブで人気になっていた記事に、
「日本ではweb関係以外のインフォグラフィックが全然ない」
という記述を見て、「確かに!」と思うと同時に俄然自分でも作ってみたくなった。

visual.lyに掲載されるようなインフォグラフィックはカッコいい。
なのでどうしてもアートなイメージがあり、何となく
「私に作れるかな?」と引いてみていたと思う。

そこで検索して見つけたのがこちら。
たのしいインフォグラフィック入門

ざっと読んでみて、少し意地悪な見方かもしれないが、
ドラッガーの引用やTEDの動画が複数参照されているあたり
いわゆる「意識高い人」向きな感じがした。
しかしそれはある意味、インフォグラフィックに興味のある層に上手くフォーカスしてるとも。

内容は、インフォグラフィックの概念や用途、作成のフローが丁寧に示されていて非常にわかりやすい。

p.55
コツは、自分が関心のあるテーマを選ぶことです。ラフスケッチを行う際、対象への理解(そして愛)があればすんなりと始められます。

とのことなので、テーマを探してさっそくつくってみようと思う。
ソフトは…keynoteを使えばなんとか見栄え良くできそう。

著者のTumblrはこちら
私もさっきフォローしました。

19/100

19/100

Gladiator

早速観てみた。
良い意味でrobin hoodと似たような印象。

作品と同じくらい、すごく充実したWikipediaが面白い。

2013/10/21

18/100

18/100

The Great gatsby
華麗なるギャツビー


とにかく原作を読もう、話はそれからだ。
そんな気がしたので検索していたら良いの見つけた。

単語や慣用句の訳が後ろに載っている。なんて素敵なんだ!
洋書初挑戦だけど、これならいけそうな気がする。
楽しもう!

映画としては、衣装が豪華で目を見張る。
 Carey MulliganとElizabeth Debickiの二人が鳥肌が立つほど美しい。

視覚効果のチープさが、空虚なGatsbyの世界を表している…と読むのは前向きすぎるだろうか。

2013/10/20

17/100

17/100

Tinker Tailor Soldier Spy
裏切りのサーカス

映画が好きな人が好きな映画。

全体的に抑えた、時間をかけてゆっくりと真綿で締められるような緊張感がある。
俳優陣の渋い演技が魅力…それに加えて画の質感がすごく良い。
良い意味で70年代的。

時間を置いてまた観たい。

2013/10/19

20/100

20/100

The 22 Immutable Laws of Marketing: Exposed and Explained by the World's Two
売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則


マーケティングって、もちろん専門性があって専門家がいるものだけど、
前提条件というか、基礎知識の部分はもっと共有されたほうがいいんじゃないだろうか。
カテゴリの法則なんて技術の人間だって知ってれば話が早いし。

以下メモ

1 一番手の法則
p.21
人々は、実体云々よりも、心に入り込んだ最初の商品を優れた商品であると知覚する。マーケティングとは、知覚をめぐる戦いであって、商品をめぐる戦いではないのだ。

2 カテゴリーの法則
p.27
 あなたが新商品を開発するとき、真っ先に問題にすべきことは、「この新製品は競合商品よりどこが優れているか」ではなくて、「どこが新しいか」ということである。言い替えれば、この新製品はどのカテゴリーで一番手かということだ。
p.28
ブランドの話になると顧客は保守的になる。だれもが自分のブランドがなぜ優れているかをしゃべりたてる。ところがカテゴリーの話になると、顧客は心を開くのである。新しい物はだれもが興味を抱く。どこが優れているかに関心を寄せる人はほとんどいない。

3 心の法則
p.32
市場に最初に参入するよりも顧客も心の中に最初に入り込むほうがベターなのである。
p.35
マーケティングにおいてもっとも無駄な行為は、人の心の中を変えようとする試みである。

4 知覚の法則
p.39
 たいていの人が、異聞は他の人よりも認識力が優れていると考えている。自分に限って間違った知覚をすることはないという個人的な感覚を抱いている。自分の知覚は隣の人や友人の知覚より常に正確なのである。事実と知覚が心の中で誘拐し、両者の区別がつかなくなっているのだ。

5 集中の法則
p.50
 ただ一個の言葉、ないしコンセプトに焦点をしぼり込むことによって、心のなかにそれを“焼き付ける”のである。

6 独占の法則
p.64
自分の競合会社が顧客の心のなかにある言葉を植え付けていたり、あるポジションを占めている場合に、その同じ言葉を植え付けようと試みるのは無駄である。

7 梯子の法則
p.77
あらゆるマーケティング計画を手がける前に、次のことを自問してみるとよい。私たちは、顧客の心の中にある梯子のどの位置にいるのだろうか。最上段だろうか、二段目だろうか。いや、ひょっとして梯子に乗っかってすらいないのではないだろうか。

8 二極分化の法則
p.87
繰返して言うが、顧客はマーケティングとは商品の戦いだと信じている。二つのブランドが常に上位を占め続けられるのも、このような考え方のせいである、「このブランドがベストであるに違いない。なにしろトップブランドなのだから」と。

9 対立の法則
p.90
あなたがしなければならないことは、ナンバーワンのエッセンスを見つけ出し、顧客にそれと反対のものを提供することである(言い替えれば、相手の上を行こうとしないで、相手との差別化を図るのである)。
p.91
換言すれば、ナンバーワンの対極に一することによって、ナンバーワン以外の全ての企業からビジネス機会を奪うのである。

15 正直の法則
p.158
いったん固まった顧客の心の中を変えることはできないのだから、あなたのマーケティング努力は、すでに顧客の頭の中に定着しているアイデアやコンセプトを利用することに注がれるべきである。マーケティング計画は、それを“しつこく繰り返し”徹底させることに使われるべきなのだ。

17 予測不能の法則
p.181
しかし、そもそも会社というものは、新しいアイデアをもって自らに刃を向けるほどの柔軟性を備えていなければだめである。

19 失敗の法則
p.192
ミスを認めながら何の手も打たないというのでは、あなたのキャリアに傷がつく。上手なやり方は早いうちに失敗を認め、損害を食い止めることだ。

21 成長促進の法則
p.210
 成功を遂げた一流のエンターテイナーというのは出演を控えるものだ。決して背伸びしたりはしない。ところかまわず出演することもない。自分たちのインキを食いつぶすことのないよう、心がけるのである。

22 財源の法則
p.221
 マーケティングの世界をうごかすものは金である。成功することをいま望むのであれば、あなたは、マーケティングという車輪を回転させるのに必要な資金を見つけてこなければならない。

19/100

19/100

ウォールストリート・ジャーナル式 経済指標 読み方のルール
THE WALL STREET JOURNAL
Guide to the 50 Economic Indicators That Really Matter


以下メモ

単位労働コスト ー人のコストから経済を読むー
戦略:ほかの指標と照らし合わせて先行きを見きわめる
p.107
 不景気のときに単位労働コストが上昇してきた場合、それは賃金がよくなってきたことを意味します。賃金が上がるということは、やがて商品やサービスの需要が増えてくるということです。単位労働コストの上昇が景気回復のサインとなるのです。一方、不景気のときに単位労働コストが下がると、デフレやさらなる景気悪化の前兆であると考えられます。
 逆に景気がよいときには、単位労働コストの上昇はインフレをまねく要因となります。特に原材料費が同じ水準のままで人件費だけが上がっている場合、企業は同じ利益を出し続けるために製品の価格を上げざるをえません。一方、好景気のときに労働効率アップなどで単位労働コストが低下した場合、これから景気はさらによくなってくると考えられます。


日銀短観 ー地球上でもっとも包括的な経済指標ー
戦略:日本のGDPよりも日銀短観を重視する
p.145
 メインの業況判断DIをみるだでも役立ちますが、日銀短観にはそのほかにも有用なデータがいろいろ載っています。(略) 
 カール氏がもっとも好んで使うのは、製造業の業況判断DIです。特に製造業の大企業を対象にした統計はとても信頼性が高く、日本経済の様子をかなり正確に教えてくれます。


ベージュブック ー政策論議のたたき台となる重要資料ー
戦略:その地区で盛んな産業に注目する
p.156
特に注目すべきは、FOMCで決定される金利政策です。金利の引き上げや引き下げを事前に予測することができれば、投資判断にも大いに役立ちます。

フィラデルフィア連銀ADS業況指数 ー分析の手間が省ける便利な指数ー
戦略:過去の似たようなデータの動きに注目する
p.203
これはフィラデルフィア連銀が数々の経済データを集めて混ぜ合わせ、しっかりと練られた最新の経済情報として毎週発表されているものです。
p.206
またADSは初心者にも親切で、不況の時期がひと目でわかるように色付けされた時系列グラフも提供されています。不況への突入時期と脱出時の数値の動きを直感的に把握することができて便利です。


p.299-300
  1. 成功する投資家は、景気が良い時にも悪いときにも市場の平均以上のリターンを得る
  2. どこに投資すれば儲かるかを判断するためには、あらかじめ景気を正しく予測しておかなくてはならない
  3. 投資は一発当てて終わるようなものではない。一生をかけて学び続け、経済への理解を深めていくものである
  4. 経済予測は化学というよりも芸術である。精密な数値にこだわりすぎず、大局を見るセンスが重要だ
  5. 過去のパターンを知り、それを裏付ける理論を知れば、データの気まぐれな動きに惑わされることはない
  6. あらゆる経済指数はGDP(国内総生産)の動きにつながっている。GDPは個人消費・投資支出・政府支出・貿易収支から成り立っている
  7. 多くの指標を知れば、景気の動きをより的確につかみとることができる
  8. 本書の50の指標を使えば、タイムリーで、正確で、実用的で、独自の視点を手に入れることができる
  9. 投資にもっとも役立つのは、将来の姿を教えてくれる先行指標である
  10. ただし、一致指標や遅行指標が未来の姿を垣間見せてくれることもあるので、見逃してはならない
今後覚える指標を増やしていこう。
これは手元に置いておきたい。

2013/10/16

16/100

16/100

ROBIN HOOD


勝手なイメージとして、Russell CroweといえばGladiatorで、
Gladiatorと同じような雰囲気のパッケージに敬遠していた作品。
本当に、私はジャケットのデザインと裏表紙に騙されすぎである。

ちなみに今まで観たことのあるRussell出演作は以下。
A Beautiful Mind,Body of Lies,State of Play,Les Misérables


Wikipediaでマグナカルタ前後の歴史をざっと読んでみたが、
史実と創作の割合がよくわからない
元々伝説なんだから細かいことはいいか。

勧善懲悪のわかりやすいストーリーだから気軽に観れる。
Armageddon的な、男の子が大好きなアツくなる話。

そして、私の大好きなCate Blanchettがもうドキドキするほど美しい。
Robinに聞かれて、
Girl?
と応えるシーンがすごく良い。


p.s.うーん、Gladiatorも観てみるかな

2013/10/15

15/100

15/100

AKIRA

東京オリンピック関連作(違う)
邦画のアニメってなかなか観る機会ないのだけど、これは面白かった。
画や台詞も80年代な感じが良い。

wikipedia読むと原作との違う部分もかなりあるようで。
一度読まねば。

2013/10/14

14/100

14/100

PARKER


安定のJason Statham
良質なアルバムをコンスタントに出し続けるロックバンドのように、
どの出演作もハズさない。
そして、少しずつ新しい要素があって飽きない。

映画館で観てもよかっただろうし、
家のBDプレーヤで観るには最適な映画だと思う。

2013/10/13

13/100

13/100

ted


いやー笑った
最初の方のシーンでjohnがフラッシュゴードンに対して言っていた、
So bad, but so good
て台詞がそのまま当てはまる映画

字幕がって話もあるけど、それは色々表現がひどい(ほめてる)のと、
コメディは難しいよねってことで仕方ない。

あとamazonのレビューにあったアンレイテッド版が気になる。

2013/10/12

12/100

12/100
TAKEN 2



良い意味で教科書的な展開。
安心して観れる。
90分台って長さもスピード感があって良い感じ。

あと、Liam Neeson出演作何本か観たらやっとQui-Gon Jinnに見えなくなった。。

2013/10/08

18/100



グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ
Marketing Lessons from the Grateful Dead: What Every Business Can Learn from the Most Iconic Band in History

イントロダクションからグッときた。
ちょっと泣いた。
日経BPから出版されたビジネス書で?でも本当の話。
バンドに対する敬愛って本当に素晴らしい。

p.148
「冒険の旅」は、グレイトフル・デッド体験において大きな割合を占める。そして、そこには面白いサブグループがいくつかあった。よくライブに来ていたのが、音を聴くことはできない「デフヘッズ」と呼ばれる聴覚障害者たちのグループで、彼らは手に持った風船の振動で音楽を感じるのである。誰でもあたたかく受け入れるデッドヘッズのコミュニティは、「ハロー」と呼びかける手話をみんなで学んだ。

この部分は何回読んでもうるっとくる。

p.151
 バートンは人生をスノーボードに捧げ、彼のおかげでその知名度は格段に上がった。だが、スノーボードをメインストリームのスポーツにしたのはコミュニティである。最初のうちは、ほんの数千の愛好家が始めただけだった。だが、すぐに全世界で何百万もの人々が、友人や同僚、家族たちに、スノーボードがどれほど素晴らしいスポーツかということを熱っぽく語り出した。

p.159
グレイトフル・デッドは、顧客や消費者に対し、配慮と経緯を持って接することを教えてくれる。だが、多くの企業は、新しいお客さんを獲得しようとする一方で、昔からの忠実なお客さんを最優先するのではなく、無視している。
どこの世界でも…

p.214
グレイトフル・デッドは、最も情熱的なファンは最高の品質を得るために、プレミアム価格を払うことを教えてくれる。(赤)

p.235
創業から最初の30日間、アマゾンはアメリカの50州と海外の45カ国からの注文に応え、すべてシアトル地区の倉庫から発送した。
創業時から、てことは94年から46カ国で営業してたのか、そこが強いよなぁ。
日本だといまだに「また将来的には、海外向けの展開も視野に入れていく予定。」 の文言があちこちで見られる。
もちろん言語の壁はあるけど、それは大きな理由じゃないと思う。


p.239
たいていの組織では、最初のり悪書は類似商品の販売行為をやめさせることなので、すぐに法的な通知を送りつけてしまう。それよりも、ライバルの会社を積極的に探し出してこちらから接近し、お互いを助け合える方法を提案するほうがよい。不動産業者ならリフォーム業者と、子供用品のメーカーや販売業者なら「お母さんブロガー」と手を組むために働きかけてみてはどうだろう?

p.254
(前略) けれども、情熱を抱ける自分自身の夢を叶えるほうが、ずっと簡単なのである。なぜかというと、自分が愛すること、本当にやりたいことをやっているほうが、すばらしい仕事をする可能性がはるかに高いからだ。情熱があれば、それが自分の燃料となって、疲れた同業者たちが乗り越えられない壁を飛び越えられる。成長分野でなくても、自分が夢中になれる業界(例えば自動車産業)で働くほうが、人気があり成長しているが情熱を抱けない業界(マネージメント・コンサルタント業とか)で働くよりも、ずっと良い。
 自分がやりたいことをやると、成功の可能性が高くなるだけでなく、ずっと大きな幸福感を与えてくれる。
仕事選びでは「成長性」を主に考えてたけど、そうじゃなくてもいいんだ、と勇気をもらえた。
それこそ車業界って、なんだかんだ言われながらイノベーションはいっぱい起きてて、その原動力は「好きだから」に尽きるんだろうなぁ。


2013/10/07

17/100

17/100

MAKERS―21世紀の産業革命が始まる
Makers: The New Industrial Revolution

メモしたいことが多すぎて…打ち込む時間はまた確保するとして、雑感を以下に。
 業務委託に関する部分は中小のメーカーにとって良い追い風になるはず。 利益盛れるし、良いデータの蓄積ができそう。
日本で受注してもらうにはそれ相応の技術をストックし、かつ何が出来るかオープンにしないと。英語で。 高度に機械化、と日本のモノづくりでよくある職人技は対極にあるけど、上手く混ぜられれば最強だと思う。
  個人で何か作るってのは、自分が作りたいもの、イケると思うアイデアは今のところ浮かばないけど、こうゆうの小中学校でやったら楽しそう。 もちろん大学でもオープンなラボでもいい。
 この本で紹介されてるようなサービス、日本にあるのかな? やればそれなりの規模に成長できそう。バイアウトって手もアリ。
  車の改造パーツの図面をオープンにしたら凄そう。今でも委託したりワンオフパーツってあるけど、それはあくまでお店のノウハウだし。それをオープンにしたら凄いことになるんじゃないか?
 あと、世界に、グローバルに、と言ってもやっぱり集積化された深圳にはパワーがある。 ここがクリエティブさを発揮したら誰も勝てないのかも。
 それ以外にもいくつか思いついた、考えたことはあるんだけど、 、このグワーっとくる感じはクリス・アンダーソン本ならでは。 

時間置いてもう一回読んで、更新する。

16/100

16/100

超訳孫子の兵法
これはもう、どこを抜き出すとかではなく、丸暗記した方がいいと思う。
ただ、ブームに乗ったであろう「超訳」ってタイトルと怪しめな表紙で損してる
左側の解説頁も分り易いし、記憶のために何度も読み返そうと思う。

15/100

15/100
世界の美しい本

こういう評価方法もあるのか。
確かに綺麗な本って良い。
美術館にいる気分で眺めてるだけでも楽しいし、
手に入る物に関しては実際に探してみるのも面白そう。

2013/10/03

11/100

11/100

State of Play
消されたヘッドライン


宣伝文句と邦題で避けてたのがもったいない。
(そういうパターン多い…)

2013/08/26

15/100

15/100

ウォールストリート・ジャーナル式 経済指標 読み方のルール

14/100

14/100

ユーロ・リスク

p.71
 ドイツとフランスを筆頭に、欧州ではアイルランドの低い法人税率に批判的な国が多い。「欧州のなかで極端に低い法人税率を適用しているアイルランドに対して、他の欧州諸国かが金融支援をするのは納得できない」との厳しい見方が支配的である。
 他国よりも低い税率を適用することで、海外から企業を有利な条件で誘致して利益を得てきた、という不公平感が欧州では根強い。ドイツやフランスも法人税率は20%台後半〜30%台である。「財政危機に直面しているのであれば、まず法人税率を引き上げて税収を増やすのが先決であろう」という声があがるのも当然であろう。

政府と企業とのパワーバランスの問題?
法人税が低いから企業が来てくれるor うちで商売やるなら金出せ
という。
一旦入ってきたらすぐには出て行けないから法人税律を引き上げて税収を増やす、のは短期的には簡単だけど、その後どうなるのかと。


p.128
フランスでは時間辺りの労働生産性がとくに高い。法定労働時間が短いため、その分の労働時間の喪失を取り戻すため、企業が生産性を高める工夫、たとえば会議にかかる時間を短くして効率化を進めたり、必要最小限の労働者を雇用しても円滑に業務ができるように工夫がなされていると聞く。
どうやってるんだろう?日本でも真似できることがあるはず。
知りたい。
これっって

p.192
法人税率が12.5%と欧州では有数の低い税率を適用するアイルランドは、法人税率の引き上げを示唆した提案に反対である。低い法人税率、高いスキルを持つ人材、英語圏という条件がそろっていることから、早くからアイルランドには米国を中心に名だたるハイテク企業が進出しており、低い法人税率がアイルランド経済の強みのひとつだからだ。法人税率の引き上げは、アイルランドの成長戦略として絶対にあり得ない政策なのだ。

そうか、英語圏か。
じゃ日本で法人税率下げても効果は…?
いや、日本に進出してくる場合は労働力というよりマーケットを狙ってるからいいのか?それにしても現地労働力は必要か。
英語かー。

2013/08/11

10/100

10/100

District 9


面白かった!

難民で虐げられるエイリアンって…。
低予算って言われてるけど、全然チープな感じはしないし、
 良く練られてる。

2013/08/09

9/100

9/100

Tron: Legacy


映像がとにかくカッコいい!
daft punkもハマってる。サントラ買う。
 世界観も面白い。インターネットではなく、独立したサーバーの中の世界って今だとむしろ新しいと思った。前作も知らないので。

 そして、Olivia Wildeかわいい

2013/08/08

silver spoon


銀の匙

後輩に借りて一気読み。

酪農ってけっこう革新できる部分いっぱいあって面白そう
特に8巻の経営に関する部分は思うところがいっぱいあって。

まず、農業や他の業種でもそうなんだけど、
自営=現場のプロ が経営している場合、経営の外注ってできないのかな?それじゃ小作農か。
若しくは、すごく安価にコンサルできる(してもらう?)やり方とか。

あとは農業に関しては特に、初期投資をもっと安価にできないかと。
新規参入に関してもそうだし、exitする場合も。
機械ももっと安くできるはず。
付加価値を出す方法も然り。

2013/08/06

読書論

読書論

すごく面白い記事があったので。

普段ネットの記事からBlogを書くことはないけれど、これは残しておきたくて。

まず、出口さんに限らず引用が多い人ってすごく憧れる。
インプットかアウトプットか、という点で、私が目指したいのは完全に前者。
合ってるのかどうか、良いか悪いかは分からない。でも惹かれる。

新聞の書評欄っていうのは今まで見たこともなかった。チェックしよう。

私の場合、HONZと、その他好きなブロガーの推薦本が主です。
3頁で「もういい」と思ったことがないのは正しく選別できるってことでいいのかな。

古典が大事っていう点も、
この前デール・カーネギーの話し方入門を読んで痛感した。
そして、カーネギー先生も古典に学べと言っていた。


大学の講義は半分ぐらいしかなかったんですが、
その中で、高坂正堯という、ちょっとユニークな先生がいて。

その先生が言われたことがまだ、頭から離れないんですが、
「古典を読んでわからなければ、自分がアホやと思いなさい。
で、今生きている人の本を読んでわからなければ、
そんなもの書いた人がアホに決まってるから、
読むだけ時間の無駄や」と、先生が喝破されたことを、
すごく良く覚えてますね。

8/100

8/100

JARHEAD

 先人へのオマージュを交えつつ、新しい戦争映画の形。
飛び道具すぎて似た作品は今後出てこないかもしれない。

ジャケットだけ見て、雰囲気で手にとったけど、良い映画だった。

2013/08/04

7/100

7/100

in Time


結局、なんで25歳のままでいられるの?と思っていたら遺伝子操作らしい(Wikipedia参照)
技術的には誰でも不老不死になれるけど、それじゃ持たないから、時間を通貨とすると。

現実は時間だけが誰にも平等だけど、それが崩れた世界では究極の不均衡ができるってのはコンセプトとして凄く面白い。

あと、Amanda Seyfriedが可愛すぎる。

2013/08/02

13/100

13/100

チェンジ・ザ・ルール!
Necessary But Not Sufficient


p.9
『慎重に』ということは、自身の行い、行動が全体に対してどのような影響を及ぼしているのか常に評価するということだ。ということは、まず全体を見て、これを深く理解しなければいけない。

p.84
社員にとっていちばん重要なのは給料ではない。給料には、単にお金以上の意味がある。彼らに対する評価、認識、あるいは実力を客観的に表す尺度なのだ。それが彼らにとっては重要なのだ。みんな目前に立ちふさがる障害を克服するために日々努力を重ねているのだ。

p.180
エドワード・デミング博士

p.298
テクノロジーは必要だが、それだけでは十分ではない。


デミング博士気になる。調べてみよう。

12/100

12/100

ダニエル・カーネマン心理と経済を語る

第一,二章は講演の書き起こし
第三,四章は論文から。
 

p.107
なんとか自説の方に点を稼ごうという気分になると、客観性を失い、みじめな気分になりますし、自分が怒っていることが恥ずかしくてたまらなくなります。

p.145
その頃われわれ二人の間では、相手の言おうとしていることを、言った本人よりも聞いている方がより深く理解してしまうという摩訶不思議なことが、何度も、何度も起きました。昔ながらの情報理論の法則に反して、われわれの間では、受け手の側が送られた情報よりも多くを受け取ってしまうということが普通だったのです。

心底羨ましい。
どんな関係であれ、もし築くことができれば、それは素晴らしいことだと思う。

11/100

11/100

グレート・リセット―新しい経済と社会は大不況から生まれる
The Great Reset: How New Ways of Living and Working Drive Post-Crash Prosperity


p.247
これからの課題は、電子情報が高速で飛び交うのに対応するように現実の物資やサービス、人間をどのようにして速やかに移動させることができるか、である。

p.284
ごく簡単で、だれも否定出来ない第一の原則は、すべての人間はクリエイティブであるという点だ。「人びとの才能、組織、地域、企業の潜在能力えお、どのようにしたら最大限に引き出せるのか」、どのような努力を傾けるにしても、いかなる政策を取るにしても、これが基本的な尺度だ。(中略)だが、だれでも必ず得意な分野があるし、クリエイティブな輝きを持っているし、それを発揮できるチャンスが訪れれば、人生においてそれに勝る満足感や達成感はない。

終身、ではないにしろ、90年代までアメリカの製造業の雇用体系も長期雇用をコミットしていて、それが脱工業化と共に失われた。

その流れは日本にも来ていて、というか、終身雇用の崩壊とは前々から言われていたものの、まだ体力のある会社は踏みとどまっている。それもだいぶボロが出ているから、何かきっかけがあれば崩れるはず。


あとは、フロリダ先生どれだけ銀行嫌いなのかと。

2013/07/18

10/100

10/100

The Long Tail: Why the Future of Business is Selling Less of More



先に述べておくと、全体として2006年に発売された内容が全く古くなっていないことに驚くばかり。
順調に、ロングテールの市場が広がっている。
ただ、ここ日本においては、まだまだ広く理解されているとは言い難い部分もあると思う。

この本から学べる事はもっとあるはず。また時間を置いて読み直し、考えたい。

以下読書メモ。

p.26
おおまかに見れば、明らかにロングテールというのは潤沢の経済の話なのだ。文化の需要と供給の間にあるボトルネックが消え、みんなにすべてが手に入るようになったときに起こることだ。

「ボトルネックのない世界」にハッとした。今まで、制約条件は?ボトルネックは?それをどう制御・最適化するか?ということを考えていたし、それはすべてに当てはまることだと思っていた。しかし、それがない世界がすでに存在している。そしてそこでは、「すべてを供給する」という答えがすぐそこにある。

p.49
そのマスメディア技術があらわれたのは一九世紀中頃から後半にかけてである。まず商業印刷技術が発達し、広く普及した。それから新しい湿板写真方によって写真が人気を集めた。そしてついに一八七七年、エジソンが蓄音機を発明する。これらの技術ははじめてポップカルチャーという流れを生み、(中略)メディアを支えていく。

p.52-57
ポップアイドルの誕生から大ヒットの終焉までザクっと解説。
特に気になったのは、
p.56
歴代ランキングの上位一〇〇タイトルのアルバムのうち二〇は一九九六年から二〇〇〇年の五年間に出たものだ。その後の五年間につくられたアルバムは二つしかなくー(以下略)

p.61
細分化した音楽のニッチ市場それぞれに、例えば四〇〇もの『アメリカン・トップ40』があったらどうだろう。いや四万はおろか、四〇万だったら。ヒットというコンセプトはミクロなヒットにお株を奪われ、一人しかいなかったスターの座に一群のミクロなスターたちが群がる。大衆市場ではエリートはわずかな数しかいなかったが、ニッチな准エリートが無数にあらわれる。「ヒット作」の数は厖大に増え、その一つ一つにたとえ数は少なくとも熱心に応援するファンがいる。

これに懸念を示した大物プロデューサーがいたような。2011年かな?日本の話。

p.64
人気がなくなったのは、音楽ではなく、旧来のマーケティング、販売、流通のモデルである。

本書(原著)が出版されたのは2006年。その時点で、こんなこともう分かってたのに。


p.70
僕たちは大衆市場に背を向け、地理ではなく興味で定義されるニッチの国へ入っていく。

これはすごく実感している。実際、私のオンラインの友人はほぼすべてこの定義に当てはまる。
そして、だからこそ逆に、時にニッチの国から旅に出る必要が出てくる。

p.96
また消費者同士で口コミ情報を交換していると、マーケティングが仕掛けてくる提案より自分たちの嗜好のほうがずっとバラエティに富んでいるのに気づかされる。こうして消費者の興味はさまざまな趣味の世界に細分化していき、そこに同志が集まれば当然のようにますます奥深くそのテーマにはまっていく。

p.107
 結果として、僕たちは受け身の消費者から積極的な生産者へと変わりつつある。しかも、好きだからやるのだ(アマチュアamateurという言葉は、ラテン語のamare=「愛する」が変化したamator=「愛する人」からきている)。

p.122
『ブリタニカ』に「ロングテール効果」は載ってない(でもそのうち載るぞ)が、ウィキペディアにはうまく詳しく書いてあるだけでなく、一五〇〇語もあるのだ(僕はまったく書いてないのに!)。

p.165
広告信仰も広告に投資する組織も元気をなくしつつあるが、個人に対する信頼度は上昇中だ。


p.181
pitchfork mediaがもう取り上げられていた!
(私が知ったのはWired Vol.8)

p.188
たとえば、iTMSはその輝かしい業績のわりにポップ・ミュージック偏重傾向があり(中略)。でもクラシックで「アーチスト」なのは誰だ。作曲家か。オーケストラか。指揮者か。(中略)あるいはもしジャズだったら、バンドよりもメンバー各人の経歴のほうが注目されるだろう。(以下略)

これって今でもそうだよね。JAZZに関しては実際困ることが多い。ミュージシャンで分類する方法がプレイリストを作ることしかできないから。


p.192
必ずしも同じジャンルの中でのランキングでないと意味がないということはないかなと。
むしろ良い具合にジャンルが散ってる方が楽しい。
ただし、同じジャンルのランキングが全くないのは不便だと思う。そういう意味なんだろうか。

p.195-209
ロングテール市場における雑音―S/N比を上げるのはフィルターの役目
前時代の前置(プレ)フィルタとレコメンや検索による後置(ポスト)フィルタ

p.215
ぷつんと切れた需要曲線
100位を超えた作品は何故稼げないのか。→映画館のキャパがないから。
つまり、映画の数という供給に対してそれを上映する映画館がボトルネックとなっている。

p.242
ロングテールはあらゆるメディアの無限に近い選択肢を擁するかもしれないが、人間の注目量と一日の時間はやはり希少だ。

p.277
いかんせんテールにはディズニーのようなロビー活動をする人がいないので、短いヘッドの意見しか聞いてもらえないことが多すぎる。

p.285
「私は何が欲しいんだっけ」という疑問に年中悩まされるし、誰もが容易にそれをじっくり考えられるわけでもない。でもそれを解決するには、選択肢を減らすのではなく、むしろ重荷にならないよう選択肢を整理するべきだ。

p.314
コメディアンで作家のジェリー・サインフェルドが冗談で言っていたけれど、「毎日世界で起こる事件の量が、いつも新聞のサイズにきっちり合ってるなんてびっくりだな」

p.317
自分で何もかも管理できるという幻想を抱かせるテクノロジーは、驚く能力を私たちから奪う危険がある。趣味が洗練されるどころか、一つのことばかり固執して繰り返し、感覚が麻痺してしまう。テクノロジーでつくりあげた小さな自分の世界に閉じこもり、真の個性を認識することは逆に難しくなっていく。

 ローゼンのいうことは正しいのだろうか。僕は疑問だ。実際にはまったく逆のことが起こっているように思える。

個人的な実感として、狭い視野の人、どんどん開拓していく人、両方がいる。


p.318
確かにネット上に完全に信頼のおける情報というものはないので、どれだけの情報源に当たって最終的な判断を下すのは本人次第だ。だから何が正統かは当然決まっているとか、絶対に間違えない組織があると信じて自分を甘やかす時代は終わり、混沌とした情報の渦の中で調べて考えることを要求されるーそうすれば報われるー時代が来たのである。

この言葉すごく好き。

2013/06/13

9/100

9/100

wired vol.8


今回も面白かった!
今まで知らなかった、興味深い内容が詰まっていて、
雑誌としてこれ以上のものはないんじゃないかと。
早く定期購読始めないかな。即契約する。

 特に面白かった、目に留まった、グッときた文章(と、一部感想)をメモ。

p.35
恥ずかしながらヒューマンキャピタルって言葉の意味がわからなくて調べたら、そのまま人的資本ってことでいいんですね。
ヴァージニアでは、というか一部の大都市以外では
いかにヒューマンキャピタルを底上げしていくかという問題
は普遍だと思う。

p.36
重要なのはスピードです。物理的な速さです。周りの人々が何が起こっているかを察知する前にやってしまうということです(笑)。 クレジットカードデータを公開した際も大統領はそのアイデアを気に入ってくれましたので、とにかくあっという間に公開しました。そしてすぐにメディアがポジティヴな反応を示してくれたことで、反対する人たちが大声で反対することのできない雰囲気が先に出来上がったのです。
トップに、ないし大きな力を持っている人の後ろ盾を作る。この辺の話トム・ピーターズの本に書いてあったの思い出した。
痛快。

p.37
閉鎖的で、秘密主義で 不透明な文化は、腐敗の土壌となり、ヒエ ラルキーによって階層化されます。そこで は「パフォーマンス」が重視されず、「忠誠」 が重視されるのです。それは危険なことで す。そういった組織にとっては、組織そのものが市民よりも大事なのです。
こういうのって、結局どこでもある事なんですよね。

p.39
つまり現状維持を望む垂直分断された組織機構です。ですからそれを実現するには、総理大臣直轄の誰かが、強引に改革を推し進める必要があるでしょう。かつ、すべてが実現性にフォーカスしたものでなくてはなりません。5 年後に実現します、といったことではダメなんです、90日、120日、といったタームでアジェンダをどんどんクリアしなくてはなりません。


p.70
ツアー中のある晩、ロジャーズはアダム・“MCA”・ヤウクが、ビースティーズのファンにはがきを書いているのを見つけた。「毎日、何枚か書いているんだ」と彼は説明した。「楽しいんだよね」。その瞬間がロジャーズの頭からずっと離れない。これこそパンクロックのあるべき姿であるような気がした。
Beastie Boysのことはほとんど知らないけど、グッときた。
ちょっと涙が出そうなくらい。
こんな素敵な人がいたんだ。

p.71
彼にはずっと抱いてきた信念がある。「便利なものが勝ち、思い上がりは負ける」。

p.72
例えばピクシーズは、Topspinのソフトウェアを利用してファンのメールアドレスを集めたり、郵便番号で居住地域を特定したりすることで、通常のスケジューリングでは見過ごしがちな都市もカヴァーしながらツアーの予定を組んでいる。
これ良い。日本でも独立系のアーティストはやってるのかな?
フライヤー見てると面白い場所回ってる人達いるし。

p.77
ミュージシャンも作曲家やプロデューサ ーも、10年前のような収入を得ることはできなくなっているけれど、CDの収益が 減ったぶん、ライヴショーに力を入れるア ーティストが増えてきたことで、ライヴにおけるクリエイティヴィティは格段に上がっているのもいい兆候だ。カニエのショー なんか、アートインスタレーションみたいだからね。一方で、EDM(エレクトロダンスミュージック)のように自分たちの手 でショーをオーガナイズして大きなマーケ ットをつくり出したシーンもある。彼らの DIY 精神からは、ほかのジャンルも学ぶところが多いと思うよ。

p.87
会計士が見たらうちの店はきっと失敗だって言うでしょう。けれども、わたしたちは自分たちが暮らせればビジネスとしてはそれで十分なんです。それがわたしたちにとっての『成功』なんです」。 「この先、音楽で食っていけなくなったらどうします?」と訊いてみた。「そうだなあ、 この店をそのまま博物館にでもしようかな。
『昔のレコード屋っていうのはこういうものでしたってね』(笑)」

p.89
音源の合法コピーをユーザーに売るのではない。広告モデルとサブスクリプションモデルで、「音源にアクセスする権利」をマネタイズする時代になったのだ。SpotifyやPandoraは、音楽産業の歴史的な転換を象徴している。
音質的に満足できないっていうのもあって、今のところストリーミングには手を出してないけど、圧倒的にリーチできる曲の量が多いってのは確かに魅力的。

p.97
Bandcampでは mp3 ファイルのアップロー ドは受け付けていない。代わりにバンドはロ スレスのファイルをアップロードする。それを mp3、flac、aac、ogg、m4a などのファイルに変換するのはすべてBandcamp サイドでやってくれる。ちゃんとしたアーティストなら音質にこだわりたいもの。
この考え方はすごく好き。
音質大事だよ。
ハイレゾ「も」提供できるのはすごく強み。
HTDAやRHCPのDL販売でそう思った。

p.98
Pitchfork
これも良い!音楽版TechCrunchみたいな感じだろうか。
または、音楽版HONZ?
最近日本の話題って聞かないね。どうしてるの?
寂しいというか、悔しいけどこれが現状なんだろうなぁ。

2013/05/14

6/100

6/100

the social network
やっと観れた。
面白かった。
そして時代の流れを感じた。
エンドロール前の表示ではユーザー数5億人
今(2013年3月時点)では11億人

また、初期のサーバー費用なんかも今は桁が違うもんね。
EC2を使えば数百分の1?
始めるだけならフリーだし。
Saverinがかなり初期の段階から広告モデルに拘ってたのはなんでだろう?
VCがついたら自分の役目がなくなるって思ってたから?

しかし、広告はクールじゃない。
でも稼ぎがないと大きくできないってのは   ジレンマだよなぁ。。

そういえば、
THE SOCIAL NETWORK [Soundtrack]

先にサントラ盤だけ購入してずっと聴いていたので、
このシーンでこう来るのか!という少し不思議な感動も。

5/100

5/100

The Bourne Legacy

2013/05/12

1~11/100

1~11/100


下記3枚が欲しくてポチり。
MadonnaやMiles Davisに続き?

1


2


3


二年三ヶ月ぶりのアルバム
そしてアルバム二枚同時発売は初だそう。
4
そうそう、こうゆう音を待ってました!というミックス
スピーカーで聴くとめちゃ気持ち良い

5
対して良い意味でいつもの佐久間サウンド
オーディオ的な、声の生感はこっち。

6
完結したね。予約していたのでリリース後すぐインポート
そういえばまだ家組み立ててない。週末やってみよう

7
半ば衝動買い
daft punkのhomeworkとdiscoveryの間のような
気が付くとずっとループしてるアルバム
この11枚の中ではベスト

8
milesのBoxに入ってたので若干ミス…
でも、音質はこっちの方が格段に良いし、二曲多かったのはラッキー。


気になっていたThelonious Monkのセットを見つけたので。

9


10


11

今年は100枚難しいかなぁ。
 Jazzで何か大人買いするとか。
欲しい盤はまだ山ほどある。


あえてこの中でトップ3を選ぶなら、
1位 justice ✝
2位GLAY Justice
3位Stone Sour HoGaB 2
かな。

2013/05/02

anker astro3e

anker astro3e


今となっては旅の友として欠かせないガジェットの1つ

特徴としては、
  • iPhoneをそのまま一回り大きくしたサイズ感
  • 給電ポートが2つ
  • プラグの種類が豊富
  • そして何より、10000mAhという容量
今はもっと容量大きい製品もありますが、やたら重かったりするのでこれくらいが最大許容値かなと。

2013/05/01

4/100

4/100

LINCOLN



観てきました。

Spielberg監督の、SFじゃない作品はどれも好き。
いや、ジュラシックパークが嫌いなわけではなく、それよりプライベートライアンが好きという意味で。

 フィルムだからなのか?映像の質感というか、色味がすごく良かった。

2013/04/08

3/100

3/100

Up in the Air


 なんと表現すべきか。

まずは、パッケージだけ見て食わず嫌いしてた自分を叱りたい
すごく良い映画だった。

と、調べてみたらJunoと同じ監督なのね。
妙に納得した。

実体験としての共感、というのはないけど、何故か凄く響く。
5年後、10年後、15年後、、時間を置いて観るとまた違う感想を持てそう。

8/100

8/100

MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体


本書を手にとって最初に感じたのは、「表紙カッコいい!」
個人的には帯無しが好き。


そして、本の薄さとは裏腹にかなり濃い内容。
今年読んだ中では断トツに面白かった。何度も読み返す事になりそう。

少し気になるのは、2012年11月発売と、時事ネタも割と最近のモノが多いのですが、そうは言っても半年前で忘れていたり、懐かしさを感じる話もあり。。
そういう意味で個人的には、数年ごとにバージョンアップしたmedia makersを読んでみたい。数年後、「私もまだ勉強中なのですが」と書かれていた部分がどう変わるのか?という点も興味深い。


以下メモ。
p.25
(前略)「メディアとは、そこに情報の送り手と受け手の二者が存在し、その間を仲介し、両者間において、コミュニケーションを成立させることを目的とするものである」という定義が当てはまると思っています。ここで、強調しすぎることのないくらい大事なことは、「メディアは必ず、受け手を必要とする」ということと、コミュニケーションにおいては、「受け手こそが王様」であるということです。
p.30
想定される送信者:1vs 想定される受信者:N
・狭義のMedia型 ⇒Yahoo!ニュースが典型
想定される送信者:N vs 想定される受信者:N
・Community(&Social)型Facebook、mixi、2ちゃんねるが典型
想定される送信者:N vs 想定される受信者:1
 ・Tool型GmailやRSSリーダーが典型
p.61
  • ストック⇔フロー
  • 参加性⇔権威性
  • リニア⇔ノンリニア
p.106~112
ぺるそね

p.140
「メディアは取材対象との間で、経済的な利害関係を持ってはならない」し、「特定の企業が経済的に利益を得るために、編集判断や原稿内容が左右されることがあってはならない」ということです。
p.150
さて、そうした印刷メディア業界の重鎮たちに対し、「では、皆さんが出張で飛行機に乗るとき、紙のチケットを旅行代理店で買っていますか?」と聞くと、ほとんどの方が「いやいや、ネットで買ってます」と答えるわけです。出版業界には、電子書籍化や電子出版の普及で「活字文化はどうなる?」と騒ぐ人もいますが、同じ人が「ネット予約の普及で、旅行文化はどうなる?」と騒いだりしないわけです。大部分の消費者からすれば、自分が困らなければ、供給者がどうなろうが興味がないのです。それがいいか悪いかの議論は脇に置いて、これがビジネスの現実なのです。
p.166
環境変化が激しい時代だからこそ、「自分たちは何屋なのか?」「自分たちだからこそ、社会や顧客に提供できる本質的な価値とは何か?」このことを常に自問自答し続けなければなりません。
p.176,177
 (前略)エスタブリッシュ側が、破壊的な技術革新に遭遇すると「あんなの本物の◯◯ではない。あんなのはオモチャだ」という反応が初期段階で噴出するのは、様々な業界で繰り返されてきたよくある「お約束」の「ボケ戯言」のようです。新規サービスに対して、「こんなの本物の◯◯ではない。オモチャだ」と言いたくなったら、自分の脳味噌が陳腐化しており、自分自身が「抵抗勢力」の「守旧派」になっていることを疑いましょう。

2013/04/07

2/100

2/100

The Rum Diary



面白かった!
KempやHalと一緒にラム飲みながら楽しむ映画。

1/100

1/100

Killer Elite


Robert De Niroの重厚さが良い。

肉弾戦が多く重火器が出てこない上に、
車もJaguar以外は一般大衆車で、派手派手しくない所が好き。
Jason Statham出演作らしく、ストーリーは簡単なので楽しく観れる。

2013/03/22

7/100

7/100

就活に「日経」はいらない


 左は書籍,右はKindle版

いつもながら成毛さんの本はテンポが良くて手が止まらない。
タイトルは上記の通りだけど、
結局言いたいのは、
 神経を太くして、オモロイネタ仕込んどけ!
って事でいいんでしょうか?


p.45~55
父娘共作の就活八か条
ただし、対象となるのはメーカーや商社などの営業系総合職希望者だ。
  • 日経新聞を読む必要はない
  • サークルのリーダーをアピールしてはいけない
  • 面接で、誰がエライのかを一発で見抜くこと
  • 面接では徹底的に営業すること
  • 目立つこと
  • 面接に失敗したと思ったらリセットすること
  • どの企業を受けるかは身近なビジネスマンにきく
  • 大人にならない

p.77~81
これが落ちないエントリーシート・履歴書の書き方だ
きれいな字は有利かもしれない
趣味・特技でネタを仕込んでおく
長所・短所は普通で充分
p.91~96
二〇人採用枠の二一人目を目指す

この次の「面接で企業を採点する」に書かれていた株式投資の材料にするという話、
同じ事を考えていたことがある。
株やってる学生(または親)にとって説明会や面接なんてこれほど美味しい機会はないと思う。投資家だって社内に入る機械はそうないし、TDBに比べれば学生がくる時なんてかなり素の状態が見れるはず。原資欲しい。


p.209
 デジタル情報機器を、紙の原稿用紙やペンに置き換えて考えるとわかりやすいだろう。子供に携帯電話やパソコンを禁じるのは、子供が将来、怪しい文章を読んだり書いたりするようになるからと、原稿用紙とペンを使うのを禁じるのと理屈としては同じである。道具が問題なのではなく、思考の問題なのである。
すごい例え。でも本当にその通り。
あと、ハマ(って失敗す)るのは早い方が良いってのも同意。
新しい挑戦する時は失敗しても大きな問題にならない規模にするってパルチンスキーも言ってたし。


最後に、成毛さんオススメのネタ本をメモ

 

2013/03/02

6/100

6/100

驚きの英国史



p.27
 一般的に言って現代では、ドイツやフランス、イタリアといった大陸ヨーロッパの国に過激思想の強い伝統がある。政府側と革命勢力側の両方にである。そのため国家は革命勢力を非常に恐れ、彼らを追跡して弾圧しようとした。
このあとに続くレーニンとスターリン、そして「あの男」の逸話も面白い。
 確かに言われてみればそういった話を聞いたことがない。(スポーツの過激なファンはまた別?)

p.66
 これだけの時代を経てもマグナ・カルタの精神が生きているのは興味深い。
どうせなら、ということで原文を引用。
Magna Carta
No freeman shall be captured or imprisoned or disseised or outlawed or exiled or in any way destroyed, nor will we go against him or send against him, except by the lawful judgment of his peers or by the law of the land.
United States Bill of Rights
Fifth Amendment
nor shall be compelled in any criminal case to be a witness against himself, nor be deprived of life, liberty, or property, without due process of law
Universal Declaration of Human Rights
Article 9
No one shall be subjected to arbitrary arrest, detention or exile.
 p.80~82
詳しくは本文を読んでいただくとして、スコットランド人すごい。
 こうゆう愛国心は好き。

p.158
カラクタクスは帝国に対する抵抗の(あるいはローマの寛大さの)象徴というだけではない。すべてを失ったとき、言葉に何ができるかを思い起こさせてくれる存在である。
p.185
ミカド
こんなオペレッタがあったなんて…知らなかった。面白そう!

p.192
ノルマン人は英語をこんなに面倒にした
(ノルマン人め…)
でも確かに、カッコいいのは否定出来ない。

2013/02/28

5/100

5/100

歪笑小説


 一番面白かったのは断トツで、
p.151~の小説誌
 特に青山の「答弁」からの最後までの流れは声に出して笑った。
歪んでる、かなりゲイン高め。

集英社の担当者の方はどういう思いで読んでいたのだろうか。

2013/02/26

4/100

4/100

禁断の魔術 ガリレオ8



中編とも言える
第四章 猛射つ
が一番面白かった。
この手の復讐物語を読むといつも巌窟王の話
(モンテ・クリスト伯ではなく)金田一一の漫画の方を思い出すのは何故だろう

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虚像の道化師



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デジタルマーケターが読むべき100冊+α


メモした本をベタベタリンク貼るのもちょっと、という事で
Amazonの欲しいものリストにまとめてみました。

普段マーケに関わることはないのですが、話を見聞きするのは昔から好きで。
また商品やサービスだけでなく、
「自分自身をマーケする」なんてトム・ピーターズしかり、キャリア系の人がよく言う話ですが、転職するしないに関わらずその視点を持って行動することで結果的に自分の価値を高められると思います。


2013/02/25

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今年一冊目はこちら。
タイトルは「採用基準」ですが、内容のほとんどはリーダーシップ論、またその必要性についてに割かれている。(全8章のうち6つの章タイトルに、リーダーという単語が使われているほど)



p.50
 現状分析能力があっても処方箋を書く能力がないと、現状というコインを裏返しただけの解決策しかでてきません。たとえば、「海外製品に比べて価格が高いから売れていません」(現状分析)→「ではさらにコストを削減し、原価を下げましょう」といった具合です。これでは解になっていません。

p.52
仮説構築力や構想力など“掘り下げる”のではなく“組み上げる”という方向の統合型・設計型能力がコンサルタントに不可欠でることも、あまり理解されていないことのひとつだと思います。

p.133
 このように、リーダーがなすべきことは①目標を掲げる、②先頭を走る、③決める、④伝える、の四つに収束します。シンプルに見えて、とても重要なことばかりです。
 (中略)
 目標を掲げ、先頭に立って進み、行く道の要所要所で決断を下し、常にメンバーに語り続ける、これがリーダーに求められている四つのタスクなのです。

p.140
「バリューが出る(もしくは出す)」とは、「何らかの成果を(付加価値)生む」ということで、会議で有益な発言をすればバリューを出したことになるし、ユニークな情報が入手でき、それを分析した結果、画期的な洞察が得られれば、バリューのある分析、バリューのあるメッセージ、と呼ばれます。
 特定分野に詳しいコンサルタントを会議に読んで話を聞いた場合には、呼ばれたほうのコンサルタントが帰り際に、「私はちゃんとバリューが出せましたか?」と確認することもあります。請われて協力した人も含めみんなが、自分がその一時間の会議中に、期待されただけの価値を提供できたかどうか、気にしているのです。

この短い文章だけでもかなり強いテンションがかかっている状態で仕事をしているのが想像できる。
一年単位の長い期間で考えることはあっても、「一時間の会議中」にそれを気にしたことはない、、ので習慣付けられるよう意識してみる。

p.146
「常にポジションを取り、結論を明確にしながら、その結論に対して寄せられる異義やフィードバックを取り込んで、結論を持続的に改善していく」やり方のほうが、現実的な場合もあるのです。

本当にそう。
そのためには、この後書いてある通り〆を常に意識する。
とともに、前提条件としてフィードバックが得られる信頼関係が築かれている事が大事だと思う。