2013/03/22

7/100

7/100

就活に「日経」はいらない


 左は書籍,右はKindle版

いつもながら成毛さんの本はテンポが良くて手が止まらない。
タイトルは上記の通りだけど、
結局言いたいのは、
 神経を太くして、オモロイネタ仕込んどけ!
って事でいいんでしょうか?


p.45~55
父娘共作の就活八か条
ただし、対象となるのはメーカーや商社などの営業系総合職希望者だ。
  • 日経新聞を読む必要はない
  • サークルのリーダーをアピールしてはいけない
  • 面接で、誰がエライのかを一発で見抜くこと
  • 面接では徹底的に営業すること
  • 目立つこと
  • 面接に失敗したと思ったらリセットすること
  • どの企業を受けるかは身近なビジネスマンにきく
  • 大人にならない

p.77~81
これが落ちないエントリーシート・履歴書の書き方だ
きれいな字は有利かもしれない
趣味・特技でネタを仕込んでおく
長所・短所は普通で充分
p.91~96
二〇人採用枠の二一人目を目指す

この次の「面接で企業を採点する」に書かれていた株式投資の材料にするという話、
同じ事を考えていたことがある。
株やってる学生(または親)にとって説明会や面接なんてこれほど美味しい機会はないと思う。投資家だって社内に入る機械はそうないし、TDBに比べれば学生がくる時なんてかなり素の状態が見れるはず。原資欲しい。


p.209
 デジタル情報機器を、紙の原稿用紙やペンに置き換えて考えるとわかりやすいだろう。子供に携帯電話やパソコンを禁じるのは、子供が将来、怪しい文章を読んだり書いたりするようになるからと、原稿用紙とペンを使うのを禁じるのと理屈としては同じである。道具が問題なのではなく、思考の問題なのである。
すごい例え。でも本当にその通り。
あと、ハマ(って失敗す)るのは早い方が良いってのも同意。
新しい挑戦する時は失敗しても大きな問題にならない規模にするってパルチンスキーも言ってたし。


最後に、成毛さんオススメのネタ本をメモ

 

2013/03/02

6/100

6/100

驚きの英国史



p.27
 一般的に言って現代では、ドイツやフランス、イタリアといった大陸ヨーロッパの国に過激思想の強い伝統がある。政府側と革命勢力側の両方にである。そのため国家は革命勢力を非常に恐れ、彼らを追跡して弾圧しようとした。
このあとに続くレーニンとスターリン、そして「あの男」の逸話も面白い。
 確かに言われてみればそういった話を聞いたことがない。(スポーツの過激なファンはまた別?)

p.66
 これだけの時代を経てもマグナ・カルタの精神が生きているのは興味深い。
どうせなら、ということで原文を引用。
Magna Carta
No freeman shall be captured or imprisoned or disseised or outlawed or exiled or in any way destroyed, nor will we go against him or send against him, except by the lawful judgment of his peers or by the law of the land.
United States Bill of Rights
Fifth Amendment
nor shall be compelled in any criminal case to be a witness against himself, nor be deprived of life, liberty, or property, without due process of law
Universal Declaration of Human Rights
Article 9
No one shall be subjected to arbitrary arrest, detention or exile.
 p.80~82
詳しくは本文を読んでいただくとして、スコットランド人すごい。
 こうゆう愛国心は好き。

p.158
カラクタクスは帝国に対する抵抗の(あるいはローマの寛大さの)象徴というだけではない。すべてを失ったとき、言葉に何ができるかを思い起こさせてくれる存在である。
p.185
ミカド
こんなオペレッタがあったなんて…知らなかった。面白そう!

p.192
ノルマン人は英語をこんなに面倒にした
(ノルマン人め…)
でも確かに、カッコいいのは否定出来ない。