2012/07/14

What is copyright?

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p.9
はじめに  著作権とは何か

「著作権」という言葉が注目を集めています。
著作権とは、文学・映画・音楽・美術といった作品の創作者が持つ、その作品がどう利用されるかを決定できる権利のことです。
著作権の最大の存在理由(少なくともそのひとつ)は、芸術文化活動が活発におこなわれるための土壌を作ることだと筆者は考えています。
なぜなら、豊かな芸術文化は私たちの社会に必要なものだからです。
ですから、著作権をその目的に沿うように使ったり、設計することは、私たちにかせられた課題です。


そして、あとがき
p.209
ここで紹介した著作権をめぐるさまざまな問題は、ひと言でいえば「守られる権利」と「許されるべき利用」のバランスという問いに還元できます。

最初と最後にこの本のエッセンスが詰まってると思ったので引用させていただきました。

元々著作権という権利自体が曖昧で、
何のための権利であり法律なのか、分かるようでわかっていないのだと感じた。

クリス・アンダーソンのフリーにもあるように、
アトムの世界とビットの世界では考え方が違うと思う。
フリーの万有引力には誰も勝てない、という事は確かだけど、
その上でどう換金するか?それは工夫次第なのか、過渡期である今だけなのか。
そもそもマネタイズより評価なのか。

一番むずかしいのは文学と映画だと思うのだけど、
そのはっきりした解答はいまだに見たことがないし、
自分でも答えを見つけられるに至っていない。

日常の中に考える機会は沢山あり、混乱しがちなので、
考えを整理するためには最適な本の1つ。

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