2012/09/18

Foresight

31/100



ガリレオシリーズ二作目。
短編集だし、行間広めなので見た目以上にあっさり読める。
物語として一番好きなのは 第五章 予知る
トリックも面白いし、人間関係や裏のかきかたにやられる。

でも、一番印象に残った一文はこれ。
p.189
第四章
「ルール違反かもしれない。だけど一年という数字にどんな意味があるんだい?」

何となく容疑者Xの献身に続くような、
湯川さんの倫理観が垣間見える瞬間。

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