2013/10/19

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The 22 Immutable Laws of Marketing: Exposed and Explained by the World's Two
売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則


マーケティングって、もちろん専門性があって専門家がいるものだけど、
前提条件というか、基礎知識の部分はもっと共有されたほうがいいんじゃないだろうか。
カテゴリの法則なんて技術の人間だって知ってれば話が早いし。

以下メモ

1 一番手の法則
p.21
人々は、実体云々よりも、心に入り込んだ最初の商品を優れた商品であると知覚する。マーケティングとは、知覚をめぐる戦いであって、商品をめぐる戦いではないのだ。

2 カテゴリーの法則
p.27
 あなたが新商品を開発するとき、真っ先に問題にすべきことは、「この新製品は競合商品よりどこが優れているか」ではなくて、「どこが新しいか」ということである。言い替えれば、この新製品はどのカテゴリーで一番手かということだ。
p.28
ブランドの話になると顧客は保守的になる。だれもが自分のブランドがなぜ優れているかをしゃべりたてる。ところがカテゴリーの話になると、顧客は心を開くのである。新しい物はだれもが興味を抱く。どこが優れているかに関心を寄せる人はほとんどいない。

3 心の法則
p.32
市場に最初に参入するよりも顧客も心の中に最初に入り込むほうがベターなのである。
p.35
マーケティングにおいてもっとも無駄な行為は、人の心の中を変えようとする試みである。

4 知覚の法則
p.39
 たいていの人が、異聞は他の人よりも認識力が優れていると考えている。自分に限って間違った知覚をすることはないという個人的な感覚を抱いている。自分の知覚は隣の人や友人の知覚より常に正確なのである。事実と知覚が心の中で誘拐し、両者の区別がつかなくなっているのだ。

5 集中の法則
p.50
 ただ一個の言葉、ないしコンセプトに焦点をしぼり込むことによって、心のなかにそれを“焼き付ける”のである。

6 独占の法則
p.64
自分の競合会社が顧客の心のなかにある言葉を植え付けていたり、あるポジションを占めている場合に、その同じ言葉を植え付けようと試みるのは無駄である。

7 梯子の法則
p.77
あらゆるマーケティング計画を手がける前に、次のことを自問してみるとよい。私たちは、顧客の心の中にある梯子のどの位置にいるのだろうか。最上段だろうか、二段目だろうか。いや、ひょっとして梯子に乗っかってすらいないのではないだろうか。

8 二極分化の法則
p.87
繰返して言うが、顧客はマーケティングとは商品の戦いだと信じている。二つのブランドが常に上位を占め続けられるのも、このような考え方のせいである、「このブランドがベストであるに違いない。なにしろトップブランドなのだから」と。

9 対立の法則
p.90
あなたがしなければならないことは、ナンバーワンのエッセンスを見つけ出し、顧客にそれと反対のものを提供することである(言い替えれば、相手の上を行こうとしないで、相手との差別化を図るのである)。
p.91
換言すれば、ナンバーワンの対極に一することによって、ナンバーワン以外の全ての企業からビジネス機会を奪うのである。

15 正直の法則
p.158
いったん固まった顧客の心の中を変えることはできないのだから、あなたのマーケティング努力は、すでに顧客の頭の中に定着しているアイデアやコンセプトを利用することに注がれるべきである。マーケティング計画は、それを“しつこく繰り返し”徹底させることに使われるべきなのだ。

17 予測不能の法則
p.181
しかし、そもそも会社というものは、新しいアイデアをもって自らに刃を向けるほどの柔軟性を備えていなければだめである。

19 失敗の法則
p.192
ミスを認めながら何の手も打たないというのでは、あなたのキャリアに傷がつく。上手なやり方は早いうちに失敗を認め、損害を食い止めることだ。

21 成長促進の法則
p.210
 成功を遂げた一流のエンターテイナーというのは出演を控えるものだ。決して背伸びしたりはしない。ところかまわず出演することもない。自分たちのインキを食いつぶすことのないよう、心がけるのである。

22 財源の法則
p.221
 マーケティングの世界をうごかすものは金である。成功することをいま望むのであれば、あなたは、マーケティングという車輪を回転させるのに必要な資金を見つけてこなければならない。

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